賃貸物件の成功例/失敗例
半ば押し切られるように住みはじめた部屋(成功例)
今思えば、なにも分かっていなかったなと思います。初めての一人暮らし、同級生の最近一人暮らしを始めた友達から聞いた情報を頼りに、今度入学する大学から一番近くにあった不動産会社さんを訪れました。毎月の仕送りと合わせてバイトも頑張るつもり。けれど、学校とバイトだけの生活は嫌だから、なるべく安い賃金で借りられる物件をとお願いしました。最初に案内してくださったアパートは、よくある学生アパートの一階の部屋。賃金は安いけど正直陽当りは悪いし、近くの夜遅くまでやっているお店の騒音もあるから正直おすすめはできないとの案内。バイトとの両立を考えると、このくらいの賃金がいいなと思っていました。陽当りや騒音なんて大して気にならないだろう。半ば押し切られるように住みはじめた部屋は、最初に案内していただいたアパートとは違う陽当りも良くて騒音もない綺麗なアパート。学校に入学して、あの部屋に入居した友人ができたのですが、賃金以外は最悪とよく嘆いています。
私生活の充実を求め(失敗例)
今の住まいを選んだのは、仕事で昇格してから数年経った頃。給料が上がってからしばらく安定を続けていたこともあり、私生活の充実を求めて新たな住まいを探し始めました。最初はある程度妥協をしながら選んでいたのですが、あといくら足せば同じ条件で新築にできる。そういったことを繰り返していくうちに、結果として想定していた賃金から何万円と高い物件へと引越すことになりました。がしかし、充実した私生活は長く続きませんでした。引越を済ませた翌年、私の務める会社の経営が傾き、毎月の給料は変わらないもののボーナスが削減させることとなったのです。もともと想定していた金額以上の賃金を支払っていることもあり、ボーナスカットされてしまうと正直今の住まいでは生活していけません。今は一刻も早く新たな住まいへの引越しを考えています。